「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」
これはマンガ「闇金ウシジマくん」に出てくる有名なセリフです。
お金があれば「自身の気分」に沿った生活を送ることができます。
今すぐ会社を辞めて昼まで寝ててもいいし、世界を旅して回ることもできる。
しかしお金がないので、嫌でも働いているのが多くの人の現状です。
お金があれば、断りたいことがあれば断れるのだ。
それにお金があれば子供を習い事に通わせることができるが、お金がなければ習い事をさせることもできない。
こんな風にお金がないと人生の選択肢がグッと狭まるわけです。
それにお金がないと大きなストレスを受けます。
借金は重圧になり、ネガティブ思考になり、お金の事しか考えられなくなる。
人生を楽しむ余裕がなくなり、自害する人もいるくらいだ。
例えば、借金で一番苦しいのは何十万、何百万円なのです。
そのぐらいの借金が返せない時に、人間は一番辛い状況に追い込まれます。
だからまず借金だけは絶対にしないこと。
もし借金している場合は予定より早く返すことだ。
特に金利5%以上の借金は、貧乏神にずっとストーカーされている状態と言っていい。
まずは自分をつけてくるストーカーを退治することだ。
そもそも借金して買ったものというものは、実はあなたに必要ないものだ。
借金をして、利息を支払ってでも手に入れたいと思うほど価値のあるものは、この世にない。
ちなみにクレジットカードのリボ払いの利率は15%程度が相場となっている。
100万円借金があるとすると、1年後に借金は115万になっているわけだ。
これは異常な利率だ。
クレジットカードそのものが悪いわけではなく、悪いのは金銭感覚だ。
自分の興味のあるものに対しては、逆に金銭感覚が厳しくなるものです。
好きなものならその値段が高いか安いかわかるのです。
興味のない、好きでも無いものを周りと比べて購入してしまうのです。
好きなものでもないのに友達と同じぐらいか、少なくとも友達よりはたくさん買おうとしたり、友達より良いものを買おうとします。
仲良しの友達が買っている金額よりも少ないと、自分はケチだと思われる。
それは嫌だという心理が働くからです。
大人になっても車や家、保険商品、衣類、貴金属などメンツを気にして買い物をします。
それが好きだからという理由からではなく、ただ体面のためにお金を払っていくわけですから、際限がないのです。
そうやって際限なくお金を使ってしまうから、破産に追い込まれるのです。
贅沢で破産する人はいない。見栄で破産するのです。
“”買い物は楽しい行為です。お金持ちの判断基準は「これを買って自分は元気になれるかどうか」です。元気を買えるものはすべて安いと感じます。「ブランド品を買うことによって自分にハクがつく」で止まるのではありません。「ハクがついた」と思えた瞬間に気合が入ればいいのです。これな景気づけです。水分を景気付けられるものにお金を払うと、次の行動につながります。そのお金は必ず元が取れるのです。元気が出るものには迷わずお金を払おう。
本書から抜粋。
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