54.「実は嫌われてるアイツ」のストレス発散に、あなたが付き合うことはない。

複業投資家1分日記

このコラムは、次の3人のために書きました。

1人目.断るのが苦手な人。

2人目.断れない自分に疲れた人。

3人目.八方美人をやめて、自分の時間を確保したい人。

自分自身の人生を生きるために「断る」という行為が、いかに大切か。

現在進行形で悩んでいる人が多いであろう人間関係や、自分自身に関連する「承認欲求」を中心にお話ししていきたいと思います。

誰かのために頑張る優しい人ほど回り回って、辛い思いをしています。

こんなに素敵な心の持ち主なのになぜ今辛いのでしょう。

それは自分がやりたくないことを我慢してやれば、誰かが喜んだり助かったりすると信じているからではないでしょうか。

ですが、そろそろ自分の本音を優先させてあげませんか。

嫌われることを恐れる必要はありません。

そのためにあなたが”やめること”を3つにまとめました。

1.「嫌われたという誤解を元に、自分を責めるのはもうやめよう。」

2.「人と比べてはいけない、誰かに認められたい”いい子”をやめよう。」

3.「人を嫌いたくない八方美人をやめよう。」

それでは早速1.「嫌われたという誤解を元に、自分を責めるのはもうやめよう。」から話をスタートしていきましょう。

・1.「嫌われたという誤解を元に、自分を責めるのはもうやめよう。」

さてあなたは何かにつけて自己責任だと自分を責めてばかりいないでしょうか。

仕事でヘマをしちゃったとか、友達との約束に遅刻しちゃったとか、人から頼まれていた用事をすっかり忘れ、遊びに出かけちゃったとか、、、。

いつの頃からか何事も自分の責任で行うことが、まともな人間の大人である条件のように考えられています。

確かにそれが間違っているというわけではありません。

ですが、この自己責任というものをどう捉えるかによって、あなたの人生は苦しい方に進んでいっている可能性があるんです。

今までの自分を思い起こしてみて下さい。

「悪いことをしてしまったなぁ、、、。」と思ったあなたは、反省して次に生かす教訓を得ているのか、それともただ自分を責めているだけなのかを観察してみてください。

なぜなら「反省」と「自責」というのは全く別物だからです。

「反省」はより良い未来につながる前向きなもので、失敗してもなんで失敗したのかと自分の行動を省みて、二度と同じことをしないように次に生かすことができるんです。

一方、「自責」とは、ただひたすら自分を責め、苦しむだけで終わってしまいます。

今いる場所から一歩も動けず、同じことを繰り返さないための学びを得ないので次につながりません。

ここでみなさんに提案したいのは、「自分を苦しめてしまう自責をやめませんか。」ということです。

何かにつけ、自分を責める自責グセにはまっている人がいます。

そういった人はとても敏感です。

そこまで気にすることでもない出来事でも、原因を自分に求め、勝手に落ち込んでいます。
何か都合の悪いことが起きるたびに、悪者の自分が苦しんで見せればなんとなく許される気がしています。

むしろ悩み苦しまなければ、許されないと思っています。

まるで自分が苦しめば許される教の信者です。

許されるためには自分が苦しむのは当然だし、その方が周りも納得するだろう思っていると、物事が良くない方向に進んでしまいます。

なぜなら自分と自分との関係は、自分と他者との関係性に反映されるからです。

つまり自分で自分を責めちゃう癖がある人は、自分のことを責めてくる人たちを引き寄せやすいという作用が働いてしまいます。

結果的に周りの人からも責められることになってしまい、自分を責めて許される気になっていたはずが、さらに苦しい思いをすることになってしまうんです。

鈍感であるゆえに「実は嫌われてるアイツ」が楽しく暮らし、敏感であるがゆえに「ホントは嫌われていないアナタ」が落ち込んでいるのは滑稽です。

心当たりのある人はそんな事態を招きかねない自責グセから自分を解放しましょう?。

その方がより豊かで楽な人生を歩んでいけるようになります。

さて、1.の「嫌われたという誤解を元に、自分を責めるのはもうやめよう。」

後半は、

では自責グセから抜け出すにはどうすれば良いのか?について話をしていきましょう。

多くの人は他人に迷惑をかけたり、不用意な言葉で誰かを傷つけたりしたら申し訳ないことをしてしまったと、ネガティブな気持ちになります。

ここで自責を始めてしまう人は、その申し訳ないという気持ちを長々と引きずってしまうんです。

でもちょっと考えてみて欲しいんです。

過ちを犯さない人間なんて言いません。

そして自責グセのある人は、自分が迷惑をかけた人間に対してちゃんと謝罪の気持ちがある優しい人間なのですから、自分を責める必要もなければ許される必要もないです。

その瞬間だけ申し訳ない気持ちをちゃんと伝えることができれば問題ありません。

むしろ謝るよりも、重要なのはそのネガティブな気持ちを引きずらないことです。

大抵のことは「ごめんなさい。」でその場を終えていいはずなんです。

仕事で失敗しても「本当に申し訳ありませんでした。」という意識を保てていればそれでいいのです。

いつまでも暗い顔をして、その場がどんよりした空気になってしまうより、じゃあ次はどうしたらいいのかと未来志向の反省に入る方が、あなたも周りの人間も気持ちがいいはずです。

プライベートのことでも同じなんです。

その気はなくても相手を傷つけてしまう事ってどうしてもありますよね。

そして「何であんなこと言っちゃったんだろう、自分の印象を下げちゃったよな」と、いつまでも自分の失敗にくよくよしてしまい、相手に嫌われていないか気が気でない。

でも本当はそうじゃなくて、「ごめんね。」と気持ちを伝えて進んで良いはずなんです。

いつまでもグチグチと自分を責めていたら、その人の関係性もそのグジグジした悲しいものになってしまいます。

誤解を生まないように補足すると、これは「謝ったんだからもういいでしょ。」と、投げやりな感じになっても良いということではありません。

ここでの意味は悪かったことは潔く謝る。

礼儀、そして前を向くことの方が大切であるということ。

自責がクセになってしまっている以上は、すぐに意識を変えることはなかなか難しいと思います。

まずは「私は自分を痛めつけることで許されようとしていたのかもしれない。」と気づく事。

そして自分を責めることがなくなっていけば、あなたを責める人も周りからどんどん消えていきます。

なぜなら、あなた自身が周りがどう思っているかを気にしなくなるからです。

おそらく誰もが人間関係で何かしらの悩みを持ったことがあるはずです。

自分だけのけ者にされた、嫌われた、新しい環境になかなか打ち解けることができなかった、そしてそのネガティブな記憶ほど鮮明に覚えていることだと思います。

もうあんな悲しい思いしたくないから嫌われないように頑張ってしまう。

その上、自分を装いながら相手に取り入ろうとしてしまう。

そうやって気を使って疲れてしまう人がいる一方、不思議なことに逆に嫌われることなどない人もいますよね。

それは嫌われないように頑張る人からしたら羨ましい限りです。

悲しい記憶がずっと心の奥底で渦巻いているなんてしんどいです。

実はこの違いは悲しい思いをした記憶の捉え方にあるんです。

人間関係の辛い出来事を引きずってしまう人は、引きずらない人の捉え方に学んでみると楽になれるはずなんです。

これからはこのように考えてみてはいかがでしょうか。

起こったことは悲しいが、それが一生続くわけではないと。

悲しい思いをした記憶を引きずらない人は、その出来事がその時だけのものだと気付いているんです。

その時、その人に嫌われたからといって、同じように別の人にも嫌われるわけではありません。

生きていれば誰もが経験する人間関係のトラブルは誰でも必ず起こりうるんです。

なぜなら、絶対に嫌われずに生きていくことなどできないからです。

例えば台風が来るのを自分のせいだとは思わないように、

人間関係のトラブルが起きても、それを自分が原因だと思わないことが重要です。

いつかまた台風が訪れるように、今後人生のどこかでトラブルが起きかねません。

そしてそのトラブルはあなたのせいではないと、そこに気づくことが大切です。

また嫌われるんじゃないかと思い、わざわざに自分を装ったり、相手に取り入ろうとする必要はない。

言ってしまえば、「嫌われるんじゃないか。」は誤解であることが非常に多いです。

今後、またトラブルが起こったとしても自分のせいなどではなく、たまたまだったのだと捉えるようにすると、悲しみを引きずらずに前を向いて進むことができるようになります。

そしてその先でもっと素敵な人間関係を築けるはずです。

人間関係のトラブルは誰にでも起こりうることです。

そしてそれは別にあなたのせいじゃなくて、台風が来てしまったかのようなものなんです。

そして待っていれば台風が通り過ぎるように、そのトラブルもいつまでも続くものではないんです。

このように今すぐに捉え方を変えるのは難しくても、悲しいことがあっても、自分らしく幸せに生きている人たちがいるということを忘れないでおきましょう。

最初はそんな目で周りをじっくりと見てみるだけでもOKです。

いつでも明るくて周りには人が沢山、「きっと悩みなんてないんだろうな」と、そんな風に見える人があなたの周りに一人二人はいるでしょう。

その人たちも人間関係で悩んだり、悲しい思いをしているはずです。

でもそんな人間関係に恵まれているように見えるのは、過去の記憶を「その時だけのもの」と捉えているからに他なりません。

「それはそれ」「自分は自分」として悲しい出来事と、自分の性質を分けて考えているだけなんです。

では1.の「嫌われたという誤解を元に、自分を責めるのはもうやめよう。」の内容をまとめておきましょう。

ポイント1.「嫌われるのでは、、、。」という不安はそもそも誤解であることが非常に多い。

自責グセのある人は自分のことを責めてくる人たちを引き寄せやすく、どんよりした空気を作ってしまうので注意が必要。

ポイント2.まずは「私は自分を責めることで許されようとしていたのかもしれない。」と気づく事。

その瞬間だけ申し訳ない気持ちをちゃんと伝えることができれば、それ以上に自分を責める必要はない。

ポイント3.過去の悲しい経験を「その時だけのもの、それが一生続くわけではない」と捉える。

起こったことは自分のせいではなく、たまたまだったのだから悲しい経験を引きずらないこと。


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「あるよー、すっごいある。これでいいのかなってめちゃくちゃ迷うこと。思い切った行動でしかぶち破れないときってあるよね。」
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「もっとも、後悔するのは欲が強すぎるから。済んでしまったことは諦めきれないのである。大切なのは、目前の問題を解決することであって、嘆くことではない。どうせ同じエネルギーを使うなら問題の解決にエネルギーを使いたいものである。」
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「起きてもいない未来のことを先回りして、不安になるのはやめたほうがいい。これでいいんだと認めてあげる。今はそういう時期。」
本書から抜粋。


続いて、

2.「人と比べてはいけない、誰かに認められたい”いい子”をやめよう。」の解説はコチラ↓
人生の優先順位に、「自分」を一番にしないと不幸になる。

3.「人を嫌いたくない八方美人をやめよう。」の解説コチラ↓
嘘をついてでも、ハッキリと断るから信頼される。


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