16.上司はあなたの「陰ながらの努力」なんて分からないし、見てもいない。

複業投資家1分日記

あなたの努力は正当に評価されているだろうか?

アピールなどしなくても、しっかりと評価されることがあります。

しかしそれは、社員の努力を正当に評価できるような優秀な上司や同僚がいる場合に限られます。

あなたが努力家で仕事ができても、それを評価する上司が気づいてないとしたら、、、。

“上司ならちゃんと見てくれているに違いない”

そう思いがちなのは、目上の人で役職もある上司が、部下である自分よりも能力値が低いわけがない。

そう思っていませんか?

実際あなたの評価は何で決まるのか?

「上司の好き嫌い」という感情で決まります。

私が以前、明らかに仕事ができるわけではない人間が、出世した現場にいました。

その人は仕事のミスや、教えてもらう立場ながら「教え方が悪い」と言って、キレて帰ったりする人でした。

また普段から、悪口、陰口、ウワサ話が好きで、Aの悪口をBの人に言い、Bの悪口をCの人に言って、Cの悪口をAに言っているのです。

そんな人でした。

そんな彼に与えられたポジションは課長の補佐をすることでした。

なぜそのポジションについたか疑問だと思います。

その人は、いろんな業務を体験して、身に着けてそのポジションに入った訳じゃなく、どの業務も作業でも、モメ事を起こすので、引き取り手もないまま課長の仕事を手伝うことになったのです。(もちろん役職の付いた上司にはキレない。)

課長が部下に何か指示をする時には「俺、言ってきます」と言って、その人が行きます。

課長が何かモノを必要なときには、「俺が取ってきます」と言って、その人が行きます。

普段の現場の業務はできないのです。

でも課長にとってはありがたいのです

その人は普通出勤で8時に出勤です。

しかし早番の人と同じ朝6時に出勤していました。

でも「作業工程を決めるため」と言いながら、2時間を談笑したりしています。

忙しいフリができるのです。

そして帰りは夜の9時まで会社にいて、「課長と一緒に帰る」という事をしていました。

だから頑張ってる?

そうではありません。

仕事ぶりを見ていると明らかに無駄が多いのです。

無駄に時間をかけるのです。

仕事は課長のパシリです。

それ以外はずっと喋っているのです。

主に陰口です。

その人は特別仕事ができるわけでも、その人にしかできない特殊技能があったわけではありません。

普通の仕事ができなくても、上司の普段を仕事を補佐する立場で評価されていました。

上司にとっては便利でありがたいですから、、、。

日本の多くの会社では部下の「能力値」よりも「忠誠度」が重視されます。

会社員をやってる以上、出世した方が勝ちです。

なぜなら組織において仕事は”役職”でするものだからです。

それを踏まえて、出世したければ、あなたは上司にもっとアピールした方がいいのです。

ですが残念なことに「陰ながらの努力」は報われないことは多いです。

日本の企業にいる上司の多くは「余裕」がないからです。

余裕がないのであなたの「人知れずしてる努力」を見過ごすのです。

後は上司にとってあなたが「好きか嫌いか」それだけであなたの評価が決まります。

”あなたの努力は誰かが見てる。”  

ただし、見る側に見るだけの「能力」と「余裕」があればね、、、。


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