「俺、言ってやったの、、、。」
こう言いながら、嫌いな人の陰口を職場中で言いまわってた男がいた。
「言ってやったの、、、。」には「みんなを代表して、、、」というニュアンスを含んでいる。
「そんなの誰も望んでいないし、仕事してよ、、、。」
が、その男に対する「みんな」の回答だ。
さて、
「あれでよかったのか、これでよかったのか、、、。」
「余計なこと言ったかな、、、。」
「こう言っとけばよかった、、、。」
そう思い、悩み落ち込む日が多々あります。
自分の言動に「罪悪感」を持つからです。
ですが中には、
「過ぎたことはしょうがない。」
「謝ったからいいじゃん。」
「別に自分だけじゃない。」
「みんな言ってたし、、、。」
と、言える人がいます。
思えるならまだしも、口に出して言える人、、、。
私には不思議でならなかった。
こう言える人間は、私が小さい頃からいます。
子供時代の同級生にもいたし、大人になって社会人の中にもいました。
取るに足らないことでも、自分が必死で「罪悪感」と戦っているなか、私から見て重大な出来事に対しても、もはや何事もなかったように振舞える「自己正当化」に特化した人。
私には本当に不思議でならなかった。
そういった人は「自己正当化」などに務める必要もない。
もとより「自己正当化」など意識していないのだ。
そういった人たちにとって「自己正当化」など新陳代謝と同じで、当たり前なのだから、、、。
これはつまり、
切り替えの早い人とは「自己正当化」に対し、罪悪感を持たない人なのだ。
「自己正当化」が当たり前になってるその男は、きっと今日も自信満々に悪口、陰口、噂話に精をだす。
「みんなのため」と言いながら「自分のために」、、、。
なんと羨ましい、、、。
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