NBAポスターコラム632:「チームは負けたかもしれないが、俺は勝者だ」byレブロン・ジェームス

NBAポスターコラム
632-レブロン・ジェームス

632-レブロン・ジェームス

2008-09シーズンのレブロン・ジェームスは6年目を迎え、オフェンスとディフェンスの両面でチームを牽引し、その才能を遺憾なく発揮した。

オフェンスの進化

元々評価の高かったレブロンのオフェンス力は、このシーズンでさらに凄みを増した。平均得点は28.4ポイントとリーグトップクラスで、そのスコアリング能力は試合の勝敗を左右する大きな要素となった。また、アシストも平均7.2本、リバウンドも平均7.6本を記録し、単なる得点源にとどまらず、チームメイトを活かすプレーメーカーとしても活躍した。

ディフェンスの向上

ディフェンス面でもレブロンの存在感は増し、特にブロックとスティールで大きな貢献をした。平均1.15本のブロックは、彼のディフェンス能力の象徴であり、代名詞ともいえるチェイスダウンブロックも23回記録。相手の速攻を後方から驚異的なスピードで追いかけ、絶妙なタイミングでシュートを阻止するこのプレーは、レブロンの身体能力と集中力を象徴していた。

歴史的な5部門チームトップ

レブロンは得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックの5部門でチームトップを記録し、これはリーグ史上4人目の快挙となった。この多才さは、彼が単なるスコアラーではなく、オールラウンドな選手であることを証明している。

MVPとチームの成功

個人としてもレブロンは輝きを放ち、週間MVPを7回、月間MVPを4回獲得し、ついに自身初のシーズンMVPを受賞した。この栄誉は彼のシーズンを通じた一貫したパフォーマンスと、チームに与えた影響力を反映している。

チームとしてもクリーブランド・キャバリアーズはシーズンを通じて圧倒的な強さを誇り、ホームゲームでは39勝2敗という驚異的な成績を収めた。シーズン全体でも66勝を記録し、これはリーグトップであり、球団史上最高の成績となった。これにより、キャブスは2年ぶりのファイナル進出へ向けて準備万端の状態となった。

プレーオフの戦い

プレーオフでは1回戦でデトロイト・ピストンズを、準決勝ではアトランタ・ホークスをいずれもスイープし、8戦全勝という圧倒的な戦績を残した。これらの試合ではすべて2桁得点差をつけるという完勝ぶりで、レブロン率いるキャブスの強さを示した。

カンファレンス決勝の壁

しかし、カンファレンス決勝ではオーランド・マジックに苦しめられた。マジックは3ポイントシュートでキャブスのディフェンスを攻略し、ドワイト・ハワードへの「ハック・ア・ハワード」戦術も効果を発揮せず、確実にフリースローを沈められた。このシリーズでレブロンは平均38.5得点、8.3リバウンド、8.0アシストと獅子奮迅の活躍をしたものの、2勝4敗でマジックに敗れ、キャブスはファイナル進出はならなかった。

まとめ

2008-09シーズンは、レブロン・ジェームスが完全無欠なスター選手としての地位を確立した年だった。個人としてのMVP受賞、チームとしての圧倒的な強さ、そしてプレーオフでの快進撃と、彼のキャリアの中でも特に輝かしいシーズンとなった。しかし、リーグの頂点に立つための道のりはまだ続き、その後のキャリアにおけるさらなる成長と挑戦が待っていた。

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