306-フェニックス・サンズ
2000年代中盤に、このエキサイティングなオフェンスを率いたのがスティーブ・ナッシュ。
コートに立つ1人1人の能力を最大限に引き出すナッシュのゲームメイクの下、ファニックス・サンズは早いテンポでプレーし、ディフェンスを蹂躙した。
通称“マトリックス”、ショーン・マリオンは攻撃時には主に速攻のフィニッシャー、守備ではストッパー役を務めた。
フォームは独特ながら3ポイントも得意で03年にはリーグ12位の141本を成功。
ナッシュ加入時はPFにコンバートされたが難なくこなした。
自軍がボールを確保するとあっという間にコートを駆け抜け、ナッシュからのアシストを受けて、豪快にリングに叩き込むフィニッシュはよく見る光景だった。
そしてアマレ・スタウダマイヤーは、ビッグマンでありながら走力に優れた選手だった。
スタウダマイヤーのスピードと俊敏性は、サンズのトランジションとオープンなシュート機会を生み出す重要な役割を担う。
チームの主軸を務めたアスレティック・ビッグマンは、当たり負けしない強さと巧みなテクニック、ビッグマン離れした跳躍力を生かし、05年プレーオフでは平均29.9点を叩き出した。
また、アマレやマリオンだけではなく、ラン&ガンオフェンスにおいて成功を収める上で、チーム全体の「走力」は重要な要素となり、オフェンスの効率性において飛躍する大きな役割を担いました。
ちなみに今のNBAでは、この時のサンズより遅いペースで試合を展開している。
追伸、今思い出したけれどスラムダンクの豊玉高校のスタイルはラン&ガン。
そして南烈は大阪得点ランキング1位。
もしかしてトランジション3Pを打っていたのではないだろうか?
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