NBAポスターコラム174:2000年代の怪物6人を1チームにしたら、NBAそのものが歪む理由とは、、、。

NBAポスターコラム
174-マスターズ・オブ・ザ・ゲーム

174-マスターズ・オブ・ザ・ゲーム

2000年代の“支配者5人”を1チームにしたら、どれほどエグいチームが生まれるのか?

2000年代――そこは“王朝”が乱立し、個人としても怪物のような選手が次々とピークを迎えた黄金期だ。レイカーズ三連覇、スパーズの王朝、ピストンズの鉄壁、サンズの七秒オフェンス……どのチームにも看板スターがいた。

そんな時代の“支配した奴らだけ”を1チームにぶち込んだらどうなるのか?
よくある仮想企画だけど、2000年代は特に「選びきれない」ほど層が厚い。

それでも、最も“妥当で反論の余地が少ない”5人を選ぶなら、こうなる。


◆ スタメン5人が強すぎる問題

  • PG:スティーブ・ナッシュ
  • SG:コービー・ブライアント
  • SF:ケビン・ガーネット
  • PF:ティム・ダンカン
  • C:シャキール・オニール

この5人を並べた瞬間、「バランス悪くない?」という意見より先に「反則すぎるやろ」という声が出る。だって、全員が2000年代のトップ3に入るレベルの選手たちだ。

この並び、ただ豪華なだけじゃない。
“戦術として成立してしまう”という点が恐ろしい。


◆ PG:ナッシュという天才の配置がバランスを固定させる

2000年代のPGで「最高の攻撃的PGは誰?」と聞かれたら、9割がナッシュと答える。
彼のヤバさはアシスト数じゃなくて、チーム全体の得点効率を爆上げする力にある。

  • コービーの孤高の1on1
  • KGのフェイスアップ
  • ダンカンのポスト
  • シャックの破壊的インサイド

これ全部を最大化できるPGは、20年のNBAを見渡してもナッシュしかいない。

まして、こんな怪物揃いなら尚更。
ナッシュ一人でオフェンスの渋滞は全部解消される。


◆ SG:チームの“殺し屋”コービー

このメンバーで「コービーはボール持てるの?」という不安は不要。
むしろナッシュの存在で、コービーが最も効率よく暴れられる環境になる。

00年代のコービーは…

  • 1on1最強クラス
  • オフボールの動きも上手い
  • 勝負所で“全部決める”スター性

つまり、シャックと両立していたように、「自分以外にも攻め手がいるほど強い」タイプだ。

ナッシュと組むだけで、全得点が10%は効率アップする。


◆ SF:万能怪物KGがすべてを繋ぐ

個人能力が強すぎる4人をまとめる“接着剤”がKG。

  • どのポジションも守れる
  • スクリーンの質が高すぎる
  • パスも上手い
  • 自分が主役にならなくても怒らない
  • でも必要なら30点取る

このメンタリティの万能性が、スターだらけのチームで最高の効果を発揮する。

KGほど“スターの中でスターじゃなくていい”選手は稀だ。
まさに理想的SF。


◆ PF:ダンカンの存在がチームの人格を決める

チームの雰囲気を決めるのはダンカン。

淡々と支配するこの男がいるだけで、

  • 守備の決まり事が徹底され
  • ボールが止まらず
  • 全員が必要以上に力まない

という“優勝チーム特有の空気感”が生まれる。

コービーやKGやシャックのように感情の波が強い選手が集まるとまとまりにくいが、
ダンカンが真ん中に座っているだけで全員が落ち着く。

“最強チームを作る時、最強の選手より必要なのは強すぎない人格”という典型例だ。


◆ C:シャックという“物理ルールの破壊者”

2000年代のシャックはNBAの物理法則をねじ曲げていた怪物だ。

  • 1人じゃ止まらない
  • 2人で止めても無理
  • 3人で囲んでもファウルになる

この存在がいるだけで、外の選手たちが好きだらけになる。
ナッシュの視野+コービーの1on1+ダンカンの安定感+KGの万能性。
これがすべて“シャックの重力”でブーストされる。

つまり、オフェンスの最終解は「シャックに入れればOK」になってしまう。


◆ では、アイバーソンはどうするのか?

この5人、全員がスターター確定。
じゃあアイバーソンはどうする?

…正直、シックスマンで出てきたら相手チームは泣く
でもアイバーソン本人が承諾する未来は見えない。

ただ、もし「優勝だけを目的とする」完全フィクションの世界なら、
アイバーソンが20〜25分の出場で、

  • 速攻のエース
  • セカンドユニットの暴れ馬
  • タフショット担当
  • 試合をひっくり返す爆撃機

として使える。

相手の控えPGからしたら、地獄そのもの。

2000年代で一番“孤独に戦った男”を、ようやく正しく勝利のためだけに起用できる。
これはこれで胸が熱い。


◆ このチーム、結局どういうバスケをする?

・攻撃
→ ナッシュが支配して、どこからでも点が入る“死角ゼロのオフェンス”
→ シャックが常に二人付かれるので、外が常にスカスカ
→ コービー、KG、ダンカンが好きなように攻める

・守備
→ KGとダンカンが守備の骨格
→ シャックがゴール下
→ コービーのオンボール
→ ナッシュの弱点を4人でカバー

つまり、“穴が存在しないチーム”が完成する。


◆ 結論:優勝という言葉すら生ぬるい

この5人が本気で一つのチームになったら、
「優勝するか?」ではなく、

NBA全体の戦術が10年単位で変わるレベルの支配が起こる。

シャック+コービーの破壊力に、
スパーズのダンカンの安定、
KGの万能性、
ナッシュの創造性が混ざる。

2000年代の象徴5人が、
互いの弱点を消し合いながら長所を増幅する。

「片方だけで王朝作ってた連中」が合体するのだから、
こんなもの勝てるわけがない。

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