229-ジミー・バトラー
SLAM DUNKのあのシーンの赤木に対するセリフ。
ヒートのカルチャーとは相性がいいようだが、ウルブスでバトラーはこんな感じだったのだろうか?
GMに向って「勝つにはオレが必要だ!オレなしでは勝てない!」と叫んでトレード報道に火をつけた事がある。
そのスクリメイジの内容も破天荒でバトラーらしい。
JJ・レディックのポッドキャスト番組に出演し、シーズン開幕前ウルブズの練習に参加した際に取った『問題行動』の真相を語った。
バトラーはウルブズの練習の際にサードチームの一員として先発チームを圧倒。
そしてスコット・レイデンGMには「俺が必要なんだろ。俺がいなきゃ勝てないんだろ!」と、罵声を浴びせたと報じられた。
ちなみにスターターチームには、ジェフ・ティーグ、アンドリュー・ウィギンス、タジ・ギブソン、KATがいたようだ。
コーチのトム・ティボドーやチームメイトのKATやアンドリュー・ウィギンスにもトラッシュトークをかまし、それにうんざりしたKATがスクリメイジ中にボールを蹴った。
この時の実戦練習中にバトラーはシュートを1本しか放っていないことも明かした。
「シュートは1本しか打たなかった。確かに相手を圧倒したけれど、シュートは1本だけで、アシスト、スティール、ブロックを決めたんだ」。
シュートは1本しか撃たなかったようだが、その他の勝利に結びつくためのプレーをしたということも伺える。
ただバトラーはずっとロレックスをつけてプレーしていたそうだ。
さらにジョーダンのワームアップの下にウルブスのTシャツを着ていたが、バトラーは「Minnesota(ミネソタ)」の文字を切り取っていて、その穴から見えていたのは胸だった。
ショーツのウルブズのロゴも切り取っていたそうだ。
そして、その日の練習後、『ESPN』のインタビューで『問題行動』について質問されたバトラーは、「報道されている大半が事実」と認めた。
だが、その上で「僕はしばらく大好きなバスケットボールをプレーしていなかった。それで感情的になってしまっていた。ある瞬間、感情が表に出てしまったんだ。決して正しい行動だったとは思っていない。でも、競い合っている時に自分を抑制することはできない。それが、ありのままの自分なんだ」と釈明した。
バトラーは、レイチェル・ニコルスとのインタビューで次のように語っている。
「みんなが勝利を優先的に考えなければいけない。誰とは言わないが、正直に言おう。勝利をNo1の優先事項にしている選手とそうでない選手は衝突する… 『オレはチームのためにやっているが、お前は?』『う~ん(その選手が答えに悩むマネ)』… その通りだ。それが分断だ… チームの中でKATがいちばん才能がある。神の恵みを受けているのは誰だ?ウィグス(ウィギンス)だ。ウィグスは腕がいちばん長く、手がいちばん大きく、誰よりも高くジャンプをし、誰よりも速く走る。でもいちばんハードにプレーしているのは誰だ?それは私だ。私はとてもハードにプレーする。どの練習でも試合でも身体をはっている。それが私の情熱だからだ。それが(私が)ゲームに与える事だ。それが(私が)チームメイト達に与える事だ」
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