本日のテーマ
■「本当は仕事の何が嫌なのか…?」
思い描いてたような転職ができなかった方は、毎朝、このような思いをしているはずです。
・眼が覚めているのに起きれない。
・すでに失敗した時のことを考えている。
・副業転職などのサイトを見始める。
・身体に震えがくる。
・胸がキュッとなる(心臓を鷲掴みにされるような)
・明日になりたくなくて遅くまで起きていた。
・20代はそれでよくても、30代になると翌日に疲れが残る。
・昨日、何かミスしたのではないかと思いながら出社する。
・挨拶する時に人の顔色が気になる。
「35歳以上の転職のリアル」を10回にわたって連載してきたコラム。
筆者は最近、実際に35歳以上の転職を経験しており、転職エージェントが進める企業に転職をしました。
今回このコラムでは入社後半年に渡って、転職して私が「感じたこと」、「思ったこと」、そして「体験したこと」、をリアルに綴ってきました。
そこでこのコラム最期のテーマ
■「本当は何が嫌なのか…?」に対しての答えを書きました。
今、転職しようかどうか悩んでいる方の手助けができたら幸いです。
本日のテーマ
■「本当は何が嫌なのか…?」に対して。
結論から言うと、
失敗も怖いがそれよりも「失敗がもたらすものが怖い」のです。
「怒られる」とか「迷惑をかける」とか、、、
しかし、それは他人軸になっている証拠です
確かに日本で会社員として働く以上、組織に身を委ねる必要があります。
ただ単に仕事をしていればというわけにはいきません。
組織には同調圧力が存在します。
仕事をする上である程度のキャリアと、権威と権力を持ち、自分でコントロールする領域が多くないと辛いのです。
長年勤めてる会社を辞め、転職するということは、今まで築き上げたキャリアを捨てて「ゼロ」からのスタートになるということです。
以前勤めていた会社での経験も、時、人、場所が変われば、使い物にならなくなる場合も多いのです。
今までの経験とスキルを活かした転職をしたはずなのに、転職したことを後悔する人もいます。
以前のコラムでも述べた通り、「同じ」と「同じような」は違うのです。
しかし新入社員ではないのです。
採用した会社はあなたを即戦力として考えています。
その期待と、自分の今の実力とのギャップに苦しむのです。
そして失敗を恐れ、
・朝、眼が覚めているのに起きれない。
・すでに失敗した時のことを考えている。
・副業、転職などのサイトを見始める。
・身体に震えがくる。
・胸がキュッとなる(心臓を鷲掴みにされるような)
・明日になりたくなくて遅くまで起きていた。
・20代はそれでよくても、30代になると翌日に疲れが残る。
・昨日、何かミスしたのではないかと思いながら出社する。
・挨拶する時に人の顔色が気になる。
ということが起きてくるのです。
私自身、転職して半年、 このような状況になっています。
しかし、半年も経つと実力以上の仕事を受け持つこともあり、逆に開き直ることもありました。
新しい職場で成果を出せずに転職したことを後悔している方に伝えたいことは、
「転職先で何の不自由もなく成果を出せる方は、ほとんどいないということ」
最初に苦しい思いをするのは転職した誰もが通る道です。
今は辛いかもしれませんが、転職先の会社に入社できなかった人もいたということ知っておいてください。
あなたが入社できたのは「活躍するのに十分なスキルや経験がある」と認められたからです。
人生100年時代になり、働く期間が長くなることで転職が当たり前になると言われています。
現実ではパラダイムはまだ変わってはいませんが、今は後悔している転職も、これからくる「転職当たり前の時代」を先取りしたと考えるようにしましょう。
朝起きた時の何とも言えない不安感、慣れない環境から失敗におびえる日々ではあると思います。
でも、会社員の最大の罰は所詮クビなだけです。
そして、会社員はどんな失敗をしても辞表を出せばそれで終わりです。
ぜひ焦らず着実にお取り組みください。
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