タイトルーコロナ化における35歳以上の転職のリアル-9
本日のテーマ
■「今の仕事を続けるべきか?転職すべきか…?」悩んでいるあなたへ。
「半年前、自身のこれからも見据えたうえで、前職を退職しました。
自身のキャリアと経験に基づいて、現在の会社に転職したのですが、前職とは会社の規模・風土、仕事の中身が大きく異なるため、うまくなじむことができません。
再度転職をすべきなのか、このまま今の仕事を我慢して続けるべきなのか悩んでいる。」
との記事を発見。
筆者は最近、実際に35歳以上の転職を経験しており、転職エージェントが進める企業に転職をしました。
今回このコラムでは転職して私が「感じたこと」、「思ったこと」、そして「体験したこと」、をリアルに綴っていきたいと思っています。
本日のテーマ
■「今の仕事を続けるべきか?転職すべきか…?」に対してのチェックリストを書きました。
・前職を辞める、または辞めた理由。
・転職して会社に求めるもの。
・再度転職したい時には。
今、転職しようかどうか悩んでいる方の手助けができたら幸いです。
本日のテーマ
■「今の仕事を続けるべきか?転職すべきか…?」に対して。
結論からいうと完全に自分の思い描いた通りの転職先を見つけることは難しいものです。
ですから、前職を退職した理由を今一度ご自身で思い出して欲しいのです。
会社の何が不満だったのか、仕事の何が辛いか、は人それぞれですが、退職に至った経緯は、思い悩んだ上での決断だったはずです。
何か気がかりな点があると、現状の不満ばかりに目が奪われがちなものですが、「職場と仕事に慣れていないだけ」というを考えであれば、現在の会社で頑張ってみるのも一つの道だと考えられると思います。
一方、それ以外の条件を重視されるのであれば、転職するという選択もあるかもしれません。
ただ、転職するにしても、次の職場に求める絶対条件を明確にした上でないと、同じことの繰り返しになってしまいかねません。
ですから、求める希望、条件を明確にし、それに優先順位をつけて整理してみると良いと思います。
ぜひ前述の経緯から、あなたが会社に求める最大の条件、または転職によって得たいもの(給料、残業時間、休暇、職場の雰囲気、ストレス、心の状態)は何なのかを明確にして、それを判断基準に答えを導き出してください。
やり方として紙に書くというのは非常に有効です。
「現職を続けること」「転職をすること」それぞれで満たされると思う要素、満たされないと思う要素を洗い出し、○×を付けて比較してみてください。
なお、先ほど触れた通り、完全にご自身の希望に合致する企業を見つけることは難しいのが現実です。
昨今のコロナウイルスの影響により、「リモートワーク」「価値観の変化」「終身雇用制度の限界」など、アフターコロナの世界に向けて、「自分自身の在り方」について考えざるを得なくなりました。
転職における広告を見ていると、
「年収が上がった。」「キャリアアップを達成できた。」「定時で帰れる。」「自分らしさを取り戻せた。」など、自分自身が今いる場所からアップデートさせるようなイメージ戦略がとられています。
CMなので転職におけるイメージは、とてもいいものなのかもしれません。
ですが、別の会社に転職した場合、新しい会社の風土や仕事の進め方に、一から覚えるところから始めることになります。
現職を続けるにしても、何か不満があるたびに「転職をしていたら」と頭をよぎります。
双方ともに、不安に感じることやストレスになる部分も少なからずあるかと思いますが、自ら歩み寄っていく意識を持つことで、環境にも少しずつなじんでいけるのではないでしょうか。
朝起きた時の何とも言えない不安感、慣れない環境から失敗におびえる日々ではあると思います。
でも、会社員の最大の罰は所詮クビなだけです。
そして、会社員はどんな失敗をしても辞表を出せばそれで終わりです。
ぜひ焦らず着実にお取り組みください。
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