長きにわたって強豪の座に君臨し続けたスパーズは、NBAにおける理想のフランチャイズの完成形と言えるかもしれない。

このシーズン、国際色豊か、かつベテランと若手がバランスよく混在し、序盤から圧倒的な強さを見せつけ、球団記録の19連勝、3月は16戦無敗で終えるなど、レギュラーシーズンではリーグトップの62勝を記録した。

スタッツを見ると、強さの一端が垣間見れる。

平均20点超えの選手は不在だが、平均2桁以上が6人、さらに平均13分以上プレーした選手は11人 、グレッグ・ポポビッチHCが2年ぶり3度目の最優秀HC賞に、RC・ビュフォードGMも最優秀エグゼクティブ賞に輝いた一方で、スタッツリーダーや個人タイトルを受賞した選手は皆無と、まさにチーム一丸となって戦い抜いたシーズンといえた。

だがその根底にあったのは、シーズン中と同様に完璧に統制されたチームワーク、選手層の暑さだ。

ダンカン、マヌ・ジノビリ、トニー・パーカーのベテランBIG3に加え22歳の新勢力、カワイ・レナードやディーオウ、ダニー・グリーン、ティアゴ・スプリッター、パティー・ミルズ、マリコ・ベルネッリらが輝きを放ち、07年以来のリーグ制覇。

ファイナルMVPにはレナードが輝き、 チーム内での順調な世代交代も印象付けた。

「僕らはドラフトされた多くの選手たちが順調に成長するという幸運に恵まれた。加えて上質なスカウト網が、効果的にサポートキャストを集め、うまく肉付けしてくれた」。

ダンカンが語る通り、ビッグ3だけでなく、欧州まで張り巡らされた上質なスカウト網、グレッグ・ポポビッチHCの統率力が見事にかみ合い、スパーズは常勝軍団となった。

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