史上屈指の名司令塔は、コートを空間支配する能力を展開し、前年に26勝56敗Div.6位のチームを52勝30敗Div.1位に引き上げ、NBAファイナルにまで進出した。

ただ、この年のMVPが彼ではなく、ティム・ダンカンだったのだが、、、。

それはさておき、アシスト王を5度獲得しているこのPGは、ステフォン・マーブリーとのトレードでネッツに加入した。

アリウープパスの精度や速攻時のプレーメイクの巧みさでいったら右に出る者はいない。

ファーストブレイクで前を走る受け手に、ボールに強烈な回転をかけたパスをよく通した。

キャリアを重ねていくことにオールラウンダー化が進み、強靭な体を持ちポストプレーやリバウンドでも活躍した。

唯一の弱点はアウトサイドと言われていたが、3Pの成功数で歴代上位に食い込んでいる。

「もし僕が得点でチームを勝利に導くような選手だったらおそらくNBAにはいなかっただろう」。

そう本人が語るようにチームメイトを生かして試合に勝つのがキッドのスタイルである。

たとえシュートの不調でもキッドにはチームを助けられるスキルがあった。

特にネッツ時代はオールスター選手に成長したケニオン・マーティンや当時若手だったリチャード・ジェファーソンの潜在能力を引き出した。

そして移籍したビンス・カーターの復活に一役買ったのもジェイソン・キッドのそういった周りを向上させる能力だ。

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