6年総額1億2600万ドルという超大型契約を結んだケビン・ガーネット。

シーズンがロックアウトに突入する原因と噂されるほどの、高額契約を結んだ“ビッグ・チケット”。

年俸の高騰があったとはいえ、結局KGのキャリアからみると妥当とは言える。

ただし、ウルブズ時代に限ってはこの高額契約がチームの勝利の足かせになった部分はいなめない。

その証拠に屈辱の7年連続プレーオフ1回戦敗退という事実がある。

高卒プレーヤーの第一人者としてミネソタの地で奮起し続けるスーパースターは、常にワンマンチームで孤軍奮闘を強いられる状況になった。

またKGとは多額の契約を結んだが、球団創設から補強に関して保守的な姿勢を貫いてきたチームだというのも間違いない。

すでに巨額の富を築き上げてきた若きスーパースターが本当に望んでいたのは勝利。

勝利に対してようやく本腰を入れ始めたチームの変化は、 KGがNBA歴代最高額となる6年総額1億2600万ドル(当時約150億円)の契約を結んでからちょうど6年目だった。

7度目の挑戦にして初めてホームコート・アドバンテージを手にして臨んだプレーオフ。

「今度こそ1回線を突破して見せる」と意気込んだKGの奮闘も虚しく、ロサンゼルス・レイカーズの前に7戦連続第1ラウンド敗退の屈辱を味わわされた。

敗戦が決まった直後、ガーネットは「ちくしょう!」と4度呟き、その目は不甲斐ない戦いをしたチームに対して大改革を訴えた。

そして迎えたオフシーズン、過去これといった大型補強をしてしたことがなかったウルブズは大胆なチーム改革に着手。

シーズン終了後に迎えるKGとの延長契約に備え、勝てるチーム作りに本腰を上げ、ケビン・マクヘイルGMは次々と見事な手腕を発揮した。

ミルウォーキー・バックスとのトレードでサム・キャセールとアーヴィン・ジョンソンを獲得。

センターのラドスラフ・ネステロビッチを同地区のスパーズに奪われると、FAのマイケル・オロウォカンディとの契約に成功。

そして極めつけは5選手が動いた4チーム間のトレードでニューヨーク・ニックスからラトレル・スプリーウェルを強奪。

前年フランチャイズ最多となる51勝を挙げたチームは、先発3人を新顔に入れ替えるという荒療治でプレーオフで勝てる布陣を揃えた。

このオフの補強ぶりを見てミネスタ・ティンバーウルブズと新たに5年総額1億ドル(当時約115億円)を超える延長契約に合意。

勝てるチームへの期待から、延長契約記者会見で満面の笑みを浮かべた。

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