401-アレン・アイバーソン
完璧ではないかもしれないが、プレーの確立はしていた。
抜群のクイックネスを活かした1on1を軸に、自ら得点を奪うか、アシストをするか。
メロとの共存がうまくいかなかったのは、メロも得点の取り方を確立していたからだ。
スター選手の共存が難しいのは、この「プレーの確立」にあるのではないだろうか。
実際、AIがファイナルにいったときのチームには、2番手らしい2番手はいなかった。
後にポジションも違い、パスの上手いビッグマンのクリス・ウェバーがシクサーズに加入したが、結果を残せなかった。
AIの身長で自己完結型のプレースタイルは、魅力的ではあるものの、優勝となるとまた別の話になるようだ。
追伸、ジェームズ・ハーデンやラッセル・ウエストブルックも、アシスト王のタイトルこそ取ってはいるが、彼らも自身のプレイが確立しているためファーストオプションでないと力を存分に発揮できない。
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