「グッドチーム」から「グレートチーム」への道のりはなかなかに厳しい。

2010年代半ばのNBAにおいて、インディアナ・ペイサーズは当時、成長株のPG&ロイ・ヒバート2人を中心に、プレーオフで常に競争力のあるチームとして知られていました。

2010-2011シーズンから始まった、ジョージとヒバートが同時にプレーしていた期間は、ペイサーズのレギュラーシーズンでの成績が向上し、チームはプレーオフ出場の強豪へ。

特に2013-14シーズン、56勝26敗でイースト首位の好成績でレギュラーシーズンを締めくくり、プレーオフに期待を持たせた。1回戦では前年勝利しているホークスとの対戦となり、ジーズン終盤に調子を落としていたこともあり苦戦を強いられたが、最終戦でなんとか勝ち抜けた。セミファイナルは、ワシントン・ウィザーズとの対戦となったが第6戦で勝ち抜け、2年連続でのカンファレンスファイナル進出を決める。しかしファイナルでは、マイアミ・ヒートに3年連続で敗れ、シーズンを終えることになる。

2014-15シーズンは、オフに夏のアメリカ代表キャンプに参加していたジョージが、右足を解放骨折するという事態に見舞われた。38勝44敗に終わり、2010-11シーズン以来のシーズン負け越しが決定し、プレーオフ出場も逃した。

2015-16シーズンは、ジョージが重傷から完全復活したが、ヒバートは放出。2シーズン振りのプレーオフ進出を決めたものの、プレーオフでは1回戦でトロント・ラプターズに3勝4敗で敗退。

そして2017年7月1日、チームにトレードを要求したポール・ジョージはビクター・オラディポ、ドマンタス・サボニスとのトレードによりオクラホマシティ・サンダーに移籍した。

追伸、2000年代、ジャーメイン・オニールとロン・アーテストのデュオにより、強豪になりかけたとたんにあの事件が起こった。

1990年代は、レジー・ミラーを中心に良いチームだったし、ジェイレン・ローズを相棒にファイナルまで駆け上がったが、シャック&コービーに跳ね返された。

いいチームを作るが、優勝するチームにはなかなかならないインディアナ・ペイサーズ。

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