「たくさんの人たちは俺はサイズがないから成功しないだろうって言ってきた。でもその時決心したんだ。そいつらが間違っていることを証明してやろうって。」

ベン・ウォレスのプレイスタイルに関する簡潔な箇条書きは以下の通りです。

・身長6フィート9インチ(約206cm)、体重240フィート(約109kg)のパワーフォワード。

・リバウンド、ブロック、スティールといった守備面での能力が高く、ディフェンスのスペシャリストとして知られる。

・オフェンス面では、中​​距離シュートやパワームーブを得意とするが、3Pシュートやフリースローは苦手。
ピック&ロールプレイにおいて、スクリーンの位置取りやローリング、ポップアウトといった技術に長ける。

・ボールを持った状態でのドリブルやスピードには不得意なため、チームメイトからのパスを待ってシュートを放つことが多い。

堅守を誇ったピストンズの守護神としてインサイドで圧倒的な存在感を発揮し続けたベン・ウォレス。

確かに身長206cmと、さほど高さがあるわけではなかった。

センターとしてはアンダーサイズだが、フィジカルの強さと230cmのウィングスパンを武器に相手の攻撃をシャットアウト。

相手ビッグマンに当たり負けしない強靭な肉体と、巧みなポジション取り、そして尋常ではないボールへの執着心でリバウンドを量産した。

もちろんリバウンドだけではなかった。

ボディビルダーのような肉体と垂直跳び107cmの跳躍力を生かしてブロックを量産した。

ピストンズ2年目の01-02シーズンには22試合で5ブロック以上、年間で278本のブロックを叩き出した。

そして00-01シーズンから6年連続で平均2本以上と、全盛期ピストンズの絶対的な守護神として君臨。

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