頭の回転が速く、トラッシュトークで相手のペースを乱すこともできるのがラリー・バード。

スピードやジャンプ力はどう見ても優れているとは言えない。

しかし正確無比のシュートとバスケットIQの高さはNBAの歴史の中でもトップクラス。

現に1on1で対峙したほとんどの選手が、バードより身体能力が優れていた。

それでもバードが軽々と抜き、シュートを決めることができたのは図抜けたバスケIQがあったからだろう。

常に先を読むことで、自分の思うままにプレーを展開していた。

KGに破られるまで20点10リバウンド5アシストを毎年記録していた。

なのでバードはオールラウンダーとしての印象が強いが、 スコアラーとしても一流だった。

バードはその気になれば、80年代前半に得点王になるチャンスがあっただろう。

だが彼はオールラウンド・プレーヤーで、シュートも打ったが、パスも回し、ディフェンスもした。

ただ自分が得点しないと勝てないというときは、開始直前、相手のベンチに行って「今日は40点を取る」と予告したそうだ。

全盛期には3年連続MVPに輝き、3度の優勝を成し遂げている。

目を閉じて3ポイントシュートを練習した逸話もあるバードの、スリーポイントコンテストで「今日は誰が2位になるんだ?」は有名な話。

追伸、レブロンが過去のインタビューで歴代トップ3の1人にバードを選出していた。

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