139-ジェイソン・ウィリアムズ
ファンの期待と不安が入り混じる新司令塔、、、。
2005-2006シーズン、チームがオフに補強したアントワン・ウォーカー、ゲイリー・ペイトン、そしてジェイソン・ウイリアムスという3人のスターの中で、ファンにとって最も期待値が高く、同時に不安も大きいのがウィリアムスだった。
層の厚いロスターの中で唯一の弱点などと言われた。
“J-will”の度肝を抜く派手なパスはいつ見ても楽しい。
だが、どれほどエキサイティングなプレーを見せてもチームが勝てなければ意味がない。
「ウィリアムス=勝てる司令塔」というイメージを構築できるかは、ウィリアムズがどれだけチームプレーに徹することができるかにかかってくる。
ウィリアムズはその創造的なプレーで観客を楽しませることはできるが、チームを勝利に導くタイプのPGではない(ハーフコート・オフェンスを指揮できるほど、我慢強くない)。
マジック・ジョンソンとはその部分が違う。
ウィリアムスは速攻のチャンスに、 曲芸パスを我慢しなければならない。
前年、バンガンディHCは「シャックを追い越すようなことは、ウチのオフェンスではありえない」と発言していた。
だが、キャリアを積み重ね、プレーも大人になり、マイアミ・ヒートではNBA制覇に貢献。
優勝を狙うチームで戦力になれるかという疑問がある中、アシストこそ減少したが、得点と出場時間に加え、リバウンドでも数字を伸ばし、 ターンオーバーはキャリアで最も低い1.69だった。
追伸、オフコートでトラブルが多く、引退した後、AND1ミックステープツアーで日本に来るはずだったが、それも直前になってキャンセルしている。
見に行ったのに、、、。
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