1984年、96年と並び史上最高の豊作年の一つとして数えられている2003年ドラフト。

この時2人はまだ10代のティーンエイジャー。

プロ入り前から逸材と言われていた2人は実際に前評判に違わぬ活躍をみせ、エースとして長年低迷したチームを躍進させた。

レブロン・ジェームスは1984年12月30日オハイオ州生まれ、203cm、108kg、ガード・フォワード、セント・ビンセント・セントメリー高1年時から注目を集め、最終学年のシーズンは全米中にセンセーションを巻き起こした超大物高卒ルーキーだった。

ドラフトでは全体1位指名でキャバリアーズ入り。

そのオールラウンドなプレーぶりはNBAの舞台でも存分に発揮されていた。

カーメロ・アンソニーは1984年5月29日ニューヨーク生まれ、203cm、99kg、フォワード、1年生ながらもシラキュース大の中軸としてチームを全米王者に導いた。

ドラフトでは全体3位でナゲッツ入り。

一年目からナゲッツの得点源としてチーム躍進の原動力となった。

新人王はレブロンだったが、低迷中のナゲッツをプレーオフに導いた。

追伸、前02-03シーズン終了後、マイケル・ジョーダンがユニフォームを脱ぐ。

現役生活にピリオドを打った。

その神様からバトンを引き継ぐかのように同じ「23番」を背負ったレブロンが入れ替わりでNBA入り。

この年で注目されたのは“神童”と称されたレブロンだけではない。

3位のカーメロ・アンソニー、4位のクリス・ボッシュ、5位のドゥエイン・ウェイドなど殿堂入りクラスのスターを多数輩出。

さらには1巡名下位や2巡目指名にもチームの中核を担った選手が多かった。

2003年ドラフトはNBAの歴史上でも当たり年の一つと言われている。

追伸の追伸、2021年のオフに共にレイカーズで共闘することになるレブロン・ジェームスとカーメロ・アンソニー。

しかしワクワク度で言うならば、この時の方があった。

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