2000年~02年にレイカーズをNBA史上3チーム目となる3連覇に導いたシャック&コービー。
スコアラーの両者は爆発力も兼ね備えており、好調時はチームの半数以上の得点を2人で稼ぐことも珍しくなかった。
圧倒的な支配力を持つ両者だが、個性が強く性格も正反対の2人は何度も衝突を繰り返し、仲の悪さでも有名になった。
幸いなのはコービーのキャリアが終盤に差し掛かった頃、両雄の関係は雪解けに向かっていた。
不仲ばかりが話題になることも多かったが、年齢的に全盛期だった二人のレジェンドが一緒に過ごした時間が、期間限定に終わったからこそ一層の輝きを帯びるのも事実。
そして20年1月、コービーがヘリコプター事故で突然の死を遂げた後、オールスターでも真剣勝負に徹してきた男の名がトロフィーに付けられた。
追伸、2020年オールスターは「マンバ・メンタリティ」の名残があった。
真剣勝負で最後までどちらが勝つか分からないスリリングな展開は、オールスター史上最高のゲームだった。
個人的にカイル・ラウリーやCP3の存在が最後に際立っていた気がした。
オールスターに選ばれる水準が、残してるスタッツだけではない事を証明しているようだった。
所属するチームを勝たせていることが、勝負が決する最後の数分に「コートに立つ資格」を得た10人なのではないだろうか。
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