平均28.6得点8.0リバウンドという文句なしの数字を残し、2年連続でファイナルMVPを獲得したにもかかわらず、シリーズ終了後のコービーの会見は少々言い訳じみたセリフから始まった。
実際にファイナル第7戦の、特に前半のコービーのプレーは目を覆わんばかりだった。
レイカーズが破れていたら”“戦犯”としてその名を歴史に刻むことになっていたかもしれない。
そんな大事な一戦の終盤に、彼は仲間を信じた。
その事実こそが、エゴイストから真のベストプレーヤーへ進化した男の成長度を物語っていたのかもしれない。
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