「すべてはデリック・ローズのために、、、」。
2010-11シーズン、3年目を迎えた22歳の若きエースは開幕2戦目に30得点を奪うと、切れ味鋭いドライブや巧みなアシストでオフェンスを力強く牽引。
さらにカルロス・ブーザー、ルオル・デン、 ジョアキム・ノアのフロントコート陣が攻守両面で活躍し、カイル・コーバーやロニー・ブリューワーといったべンチ陣もそれぞれの役割を遂行。
最優秀コーチ賞に輝いたトム・シボドーHCに導かれ、最後に優勝した97−98シーズン以来の60勝超えとなる62勝20敗の好成績を残した。
ローズ自身も25.0得点7.7アシスト4.1リバウンドと3部門全てでキャリアハイとなる好成績を記録。
マイケル・ジョーダン、ラリー・バードらと並びNBA史上7人目のシーズン平均で25得点以上、4.0リバウンド以上、7.5アシスト以上を記録した選手となった。
八面六臂のパフォーマンスを披露したローズは、史上最年少となる22歳6か月でシーズンMVPを受賞。
アクロバティックなプレーで人気も急上昇し、2010年代のリーグを牽引する存在になると誰もが期待した。
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