サンズをドアマットから一気にファイナルまで導く原動力となったクリス・ポール。

2020〜21シーズンにクリス・ポールがフェニックス・サンズに加入。

行くところ全てのチームを好転させる魔術師はフェニックスでも存分に手腕を発揮し、前年借金5のチームに35の貯金をもたらしただけでなく、ナッシュ時代にもなし得なかったファイナル進出を果たした。

翌年は64勝で球団記録を更新。

今度こそ悲願の優勝かとファンの期待は高まったが、カンファレンス準決勝でマブスに敗退。

とりわけ3勝3敗で迎えたホームでの最終戦は90対123と悪夢のような惨敗だった。

入団時すでに35歳とキャリアの晩年に達していたが、初年度にチームを28年ぶりのファイナルに導くと、翌年には平均10.8本でアシスト王に。

コート上の指揮官としてサンズを強豪へ押し上げた。

ブッカー&ポール体制では優勝間近と思われたが、ポールのプレーオフでの相次ぐ故障が悔やまれ、2023年6月にポールのトレードで終焉を迎えた。

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