「自分にとってはコートに立った1分1秒が大事。ガーベッジタイムなんてないと思っています」 by渡邊雄太

サマーリーグでの活躍が評価され2018年7月22日、グリズリースと2Way契約を締結する。

その開幕ロスターに残り、迎えた10月27日のサンズ戦、勝敗が決した第4クォーター残り4分31秒にコートイン。

日本人史上2人目となるNBAプレイヤーが誕生した瞬間だった。

「コートに立てたことは素晴らしいですけど、あくまでスタートライン。

NBAのコートに立つことだけが目標ではないのでファーストステップという形で考えています」。

NBAデビュー後にそうコメントした。

そしてキャリア1年目を終えた渡邊は「納得のいくシーズンではないけれど、こうしてNBA選手としてシーズンを終えた自分を誇りに思う」と語った。

追伸、「僕くらいの立場だと一つのミスや、一本の悪いシュートで交代させられるっていうケースが結構あり、そうなるともうその試合は出番が回ってこないことも多い。

正直難しい状況ではあります。

シュートに行くからには決めなければいけないし、アグレッシブに行くならシュートを決めるだけじゃなくて相手を引き寄せて味方に繋げるとかそういうことが要求されてくる。

それをやらないと次が繋がらない。

自分がもう少しやっていかなければいけない部分かなと思います」とコメント。

渡邊雄太選手のおかげで、NBAプレーヤーの短い出場時間で結果を出さなければいけない控え選手の難しさが分かってきた。

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