滞空時間より最高到達点に達するのが早い“スパイダー”ドノバン・ミッチェル。

再建中のチームに加入し、ルーキーイヤーからジャズのトップスコアラーとして活躍したドノバン・ミッチェル。

79試合(うち先発は71試合)に出場し、平均33.4分20.5得点3.7リバウンド3.7アシスト1.5スティールをマークし、満票でオールルーキーファーストチームに選出。

新人王投票でも、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/481ポイント)に次ぐ323ポイントを獲得。

ドノバン・ミッチェルは、2011年のブレイク・グリフィン以来となるルーキーで40得点以上を奪うなど、リーグ全体に大きなインパクトを与えてきた。

2020-21シーズン、ミッチェルはユタ・ジャズのリーダーとしての役割を果たし、最優秀守備選手賞を獲得したルディ・ゴベアとともにリーグ最高勝率を記録。

プレーオフでも攻守でまとまりを見せていたジャズは1回戦でグリズリーズを4勝1敗で片付けると、ウエスト準決勝でも開幕2連勝と幸先の良いスタートを切る。

しかしその後、ファーストラウンドも0勝2敗から勝ち上がったクリッパーズの粘り強さに苦戦。

第5戦以降はカワイ・レナードを欠きながらも、ポール・ジョージを軸に結束を強めた相手の勢いを止められず、第3戦からまさかの4連敗を喫した。

ポストシーズンでの舞台で結果を残せず、22年のオフにミッチェル&ゴベアのデュオは解散となった。

追伸、「心配するのは次のプレイで、過去の失敗は水に流す」と、ジャズ時代に同僚のジョーダン・クラークソン。

人生観にもなりそうな、彼の競技哲学。

バスケットだけじゃなく人生においても大事なトランジション。

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