2003年、ドラフト1位で「選ばれし者」レブロン・ジェームズを獲得したことでキャブスは一気に光明が差し込む。

レブロン・ジェームズは、2003年にNBAドラフトの全体1位でクリーブランド・キャバリアーズに指名され、そのポテンシャルからNBA史上類まれな才能を持つ新人として注目されていた。

デビュー戦のキングス戦で25得点は高卒選手最多得点。

シーズン平均で20.9得点、5.9リバウンド、5.5アシストという素晴らしい成績を収めた。

ルーキーシーズンで平均20点、5リバウンド、5アシスト以上を達成したのはNBA史上でも3人目だった。

レブロンの圧倒的な身体能力、PGをこなすスキル、そして優れたバスケットボールIQは、たった18歳ですでにリーグのトップ選手たちと渡り合えることを証明する。

レブロンの加入前のシーズン、クリーブランド・キャバリアーズは18勝だったが、前年より勝ち星を18勝増やし、35勝47敗の成績を残す。

ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)の投票では得点、リバウンドで新人1位の成績を残し、プレイオフに出場したデンバー・ナゲッツのカーメロ・アンソニーとの争いになり、レブロンは508ポイントを獲得(アンソニーは430ポイント)し、新人王を獲得した。

チームのプレーオフ進出は叶わなかったが、レブロン個人の成績と、前年から主力の上澄みがない中でのチームへの貢献を考慮された。

レブロンのルーキーシーズンは、将来のスーパースターとしての地位を築く上での重要な一歩であり、その成果は新人王獲得によって賞賛されることとなった。

追伸、ちなみにルーキーシーズン平均20点、5リバウンド、5アシスト越えの4人目はタイリーク・エバンス。

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