2007年に初出場となったNBAのダンクコンテストでも優勝を飾ったジェラルド・グリーン。
実際の試合でもグリーンは驚異的なジャンプ力により、相手チームのディフェンスを圧倒し、ダンクを決める。
並外れた跳躍力を持つグリーンは、ネッツ時代に今後も繰り返し、放送されるであろうハイライトを残した。
アリウープをウィンドミルで叩き込んだのだが、注目すべきはその高さだった。
頭がリングを超えていたのだ。
「もし自分がボールを掴む事が出来たら、今よりもっとダンクを決めていただろうね。でも今でも十分仕事をこなす事は出来るんだ。」
そしてダンクだけではなく、シューターとしても一目置かれていた。
ダンクマシーンとしてではなく、スリーポイントシュートを身に着けることで長いキャリアを形成することができた。
グリーンは指を失いはしたものの、バスケプレーヤーとしての自信をも失う事は無かった。
「自分に起こったその出来事は誰しもが後悔するような事だ。しかしそれと同時に、俺はただ座っている事が出来ず、立ち上がって前に進み続けた。それだけの話だよ。もし何か不幸が起こったら、諦めてはダメなんだ、戦い続けるんだ。」
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