「嘘をつくつもりはなく、代理人から電話が来て『トレードされた』と聞かされた時には少し残念でした」by渡邊雄太。

サンズではスター選手を支える3&Dとして開幕当初こそ安定したプレータイムを得たものの、昨年12月中旬以降は出場機会が激減。1月は多くのゲームでDNP(コーチ判断での欠場) となり、プレーした6試合でも平均5.5分で1.2点に終わっていた。前年のネッツではどちらもキャリアベストのFG成功率49.1%、3ポイント成功率44.4%をマークしたシュートが不振に陥り、トレード前までFG36.1%、3ポイント32.0%と低迷。ケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールらが生み出したスペースを生かすという期待された役割を果たせなかった。「トレードはされたくないです。サンズは昨シーズンの僕の活躍を評価してくれて、自分を信じて取ってくれたチーム。もちろんビジネスの世界なので何がわかるかわからないですが、やっぱりここにいる以上、最後までやりきりたいという気持ちはあります」。トレード期限の直前、そう語っていた渡邊雄太だが、急転直下のトレードで4年ぶりに古巣へ復帰することとなった。
ただし、こうも言っていた。
「行き先はメンフィスと聞かされ、それはいいなと思ったんで。戻って来られて嬉しいですし、ワクワクしています。僕のNBAキャリアがスタートした場所ですから」。

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