2006-07シーズン、イーストで一躍台頭したのが、レブロン・ジェームス率いるクリーブランド・キャバリアーズだった。キャリア4年目を迎えた レブロンは平均27.3点、6.7リバウンド、6.0アシストとオールラウンドな活躍でチームを力強く牽引。若きキングに導かれ、カンファレンス首位の強豪ピストンズにあと3勝というところまでに肉薄し、イースト第2シードを獲得した。そしてプレーオフ、ピストンズとのカンファレンス決勝では第5戦でレブロンが歴史に残るパフォーマンスを披露する。第4クォーター 途中から2度のオーバータイム終了までにチームが上げた30点のうち、たった1人で29得点を奪取。第1戦では10得点しか奪えず、第2戦でも終盤の判断ミスによって2連敗の元凶となっていたレブロンだったが、第3戦以降は本領を発揮し、チームも失った勢いを一気に取り戻す。第5戦での大立ち回りで、シリーズの“流れ”を決定づけ、2連敗からの4連勝でチームを頂上決戦へと導いた。

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