2000年代前半のバックスのビッグスリーの中で、それぞれ20点前後の平均得点だった。
ここではグレン・ロビンソンをピックアップ。
1994年のNBAドラフトで全体1位でミルウォーキー・バックスに指名されて入団した“ビッグ・ドッグ”。
職人気質のスコアラーで、ポストアップからのフェイダウェイやターンアラウンドジャンパーに定評があり、11年間で平均20点以上を8回記録した。
キャリアの平均得点(20.7)殿堂入り選手のクライド・ドレクスラー(20.4)やトレイシー・マグレディ(19.6)を上回っている。
ちなみにこの時のチームとしては2000-01シーズンにシクサーズとのカンファレンスファイナルで見せた死闘により、2001-02シーズンはイーストの本命に押されていた。
しかしビッグ3の個人成績は昨季と大差ないが、オフェンス重視のチームでディフェンスへの意識が薄いことが響き、3月4月の成績は8勝17敗。
最後はプレーオフ進出すら逃してしまった。
この転落の背景にはビッグ3の相手も故障が大きな要因としてあるが、勝つことに対する執念のようなものが感じられなかった。
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