必殺“ドリーム・シェイク”でマッチアップを翻弄したアキーム・オラジュワン。

NBAでプレー経験を持つアフリカ出身選手の中で、歴代最高は誰かと問われたら、答えはアキーム・オラジュワン一択だろう(ナイジェリア出身、33年アメリカに帰化)。NBA初のアフリカ出身選手であり、史上初めてアメリカ人以外でシーズンMVPを獲得、優勝2回、ファイナルMVP2回、オールスター選出12回と、錚々たる実績を誇るレジェンド中のレジェンドだ。

画質が粗い昔の映像を見ても、フットワークが軽快すぎる。

ポジションレスになりセンターもスリーを打つようになったが、ポストプレイでの多彩さは比類なきレベル。

また身長213cm、ウイングスパン226cmという恵まれたサイズで、幼少時代にサッカーのGKで身につけた瞬発力とフットワークを武器にブロックを量産した。

プロ入りから12年連続で200ブロック以上達成し、1990、91、93年とブロック王のタイトルを3度獲得。

89-90シーズンには自己最多の376本(平均4.58)を記録した。

同年はチームの7割近くを稼ぎ出したほか、ホーネッツ (262本)はじめ、10球団のシーズン総数を1人で上回った。

最優秀守備選手賞は93、94年の2回だが、投票で5位以内に入ったシーズンは6回。

追伸、引退後に「ディフェンスが私のキャリアを固めてくれた」と語っており、現在は同賞のトロフィーに自身の名前が冠されている。

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