高卒でNBAの世界に飛び込んだものの、ルーキーイヤーは決して順風満帆とは言えなかったコービー・ブライアント。

1年目のプレーオフ、ジャズとのウエスト準決勝第5戦、1勝3敗と追い込まれた試合の最終盤に、なんと5分間で4本ものエアボール。

シリーズ敗退の要因となってしまう。

「いい感触だった。決められなかっただけだ」と試合後に語ったものの、後に「あれは逆境と向き合うためのターニングポイントになった。あの時は18歳だったが正念場になったよ」と漏らしていた。

シャックはそんな若武者に対して「『4本のエアボールだったことを覚えておけ』と言った。怒ったりはしなかったね。あの場面でショットを打つ根性があったのはヤツだけだったからだ」と回想している。

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