「彼らの才能は、圧倒的だった」。
ウエストのカンファレンスファイナル最終戦となった第6戦後、サンアントニオ・スパーズのスター、ティム・ダンカンは、思わず舌を巻いた。
まさにその通りでサンダーには将来のMVPであるケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルック、ジェームズ・ハーデンという『才能』が揃っていた。
対してヒートにはリーグでも中堅となり、今が旬のレブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュという『逸材』を並んでいた。
両チームの『三本柱』がどんなプレイを見せるのか、とりわけ「デュラント対レブロン」のエース対決は注目の的だった。
デュラントは2009-10年シーズンから3年連続得点王に輝いている当時最高のスコアラー。
一方のレブロンも得点王経験のある(2007-08年)リーグ屈指のポイントゲッターでありオールラウンダー。
ともに、身長2メートルを超えるスモールフォワードだが、1対1では止めようがないのはデュラントだろう。
どこからでも狙えるシュートエリアに打点の高さ、バリエーションも豊富でアンタッチャブルだ。
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