ケビン・ガーネットの移籍と、コービー・ブライアントの移籍騒動で開幕前から話題の中心となっていたセルティックスとレイカーズがファイナルで相見えることになった。
東西名門による頂上決戦は、1987年以来実に21年ぶり。
これまでいくどとなく火花を散らしたライバル球団の対決。
加えて役者も揃っているとあって、両軍の激突は世界中の注目を集めた。
このシリーズで際立っていたのが、KGを中心としたセルティックスのディフィンスだった。
シーズン中は平均108.6点を奪っていたレイカーズだが、コービー以外の選手の得点が伸びず、相手の堅守の前にわずか93.8点と沈黙。
対するセルティックスはピアースやアレンらが着実に得点を積み重ねたほか、第4戦目を最大24点差をひっくり返して逆転勝ちを収めるなど、粘り強さも見せつけた。
結果としてセルティックスが6戦でレイカーズを葬り、22年ぶりのリーグ制覇を達成。
追伸、ファイナル第1戦に右膝を捻挫したものの、シリーズを通してチームを支えファイナル6戦で平均21.8得点、4.5リバウンド、6.3アシストの活躍でピアースはファイナルMVPの栄冠に輝き、ガーネットとアレンは移籍1年目で勝利の美酒に酔ったのだった。
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