優勝が決まった第5戦でシリーズを通して両軍唯一となる3桁得点を奪い100対87で快勝。
90年以来3度目のリーグ制覇を成し遂げたブラウンHCはNCAAに続き、NBAでも指揮官として頂点に立った。
ファイナルMVPに選ばれたのはチャウンシー・ビラップス。
シリーズ平均21.0点、5.2アシストに加えてFG成功率50.9%、3ポイント成功率47.1%、フリースロー成功率92.9%と高確率でショットを鎮めたほか、局面で抜群の勝負強さを発揮し、以降は「Mr.ビッグショット」の愛称が定着した。
その他チームトップの平均21.4点をあげたリチャード・ハミルトン、シャックと互角に渡り合ったベン・ウォレス、コービーを抑え込んだティショーン・プリンスと、それぞれの持ち味を存分に発揮。
またシーズン途中にブレイザーズから半ば厄介払いされる形で放出されたラシード・ウォーレスが優勝へのラストピースとして加入し、献身的にチームを支えたことも大きかった。
レイカーズファン、コービーファンの私は悔しかった。
しかし今、彼らの成し遂げたことの凄さが分かってきた気がする。
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