自身2度目の3連覇を懸けて臨んだ11年のプレーオフはカンファレンス準決勝で同年王者となるマブスにスイープで完敗。
続く12年もウエスト準決勝でサンダーに敗れてしまう。
するとチームは同年オフに、スティーブ・ナッシュとドワイト・ハワードを獲得し、コービー、ガソルと合わせて「プレミアム4」を結成。
だがナッシュとガソルは怪我に苦しみ、ハワードもなかなかフィットできず、勝率5割前後を彷徨う波に乗れない日々が続いた。
毎試合40分以上出場と身体を酷使し、厳しい状況下で獅子奮迅の働きでレイカーズを牽引していたコービーだったが、プレーオフ直前の13年4月に左アキレス腱を断裂。
「この年、俺は大きなケガを負った。でもキャリア全体を通してみると、この時期が一番良いプレーが出来ていたと思う」と、後に振り返ると充実のシーズンを送っていただけに、無念の離脱となってしまった。
この大ケガ以降、コービーのキャリアは下降線をたどることになる。
追伸、ホントに凄いメンバーだった。
だが期待値とは裏腹に呪われたシーズン。
怪我や相性など、キャリアの「どの時期」で集まるかは大事だと痛感した。
とにかくプレーオフにさえ行けば何かが起こるかもしれない。
そう思っていたぶん絶望感が大きかった。
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