コービー・ブライアントのプレースタイル、リーダーシップ、競争心、勝利への執念、そして「マンバメンタリティ」で表される信念は、数々の栄光をもたらし、後進の選手たちだけでなく、世界中の人々に影響を与えた。

1996年にNBAし、現役時代にレイカーズ一筋で20年プレー。
通算33,643得点、優勝5回、オールスター出場18回など数々の記録を打ち立てた。

・得点:コービー・ブライアントキャリア通算で33,643 (25.0 ppg)を挙げ、NBA史上最も得点能力に優れた選手の一人だった。特に2005-2006シーズンには平均35.4得点を記録し得点王に輝いた。意外にも得点王のタイトルは2回とコービーとしては少なく感じる。これはキャリア初期にシャキール・オニールと得点を分け合ったことが大きく関係している。

・アシスト:コービーは卓越したスコアラーであると同時に、プレイメーカーとしても優れた能力を持っていた。 キャリア通算で7,047 (5.2 rpg)アシストを記録している。バスケットボールIQが高く、状況判断に優れ、攻撃の流れを考慮できることが示されている。

・リバウンド:コービーはガードポジションの選手としてはリバウンドでも優れた能力を発揮した。キャリア通算で6,306 (4.7 apg)リバウンドを獲得し、堅実なスキルセットを持つ選手であることを証明した。

・チャンピオンシップ:コービーはキャリアで5回のNBAチャンピオンシップを獲得した。2000年、2001年、2002年はシャックと共に3ピートを達成し、その後単独エースとして2009年と2010年にチャンピオンシップを獲得した。これらの成功は、コービーのリーダーシップ、得点力、プレイメーカー能力、ディフェンススキル、そして勝利への執念に裏付けられている。

・オールスター選出:コービーはキャリア20シーズンで18回ものNBAオールスターゲームに選出された。オールスターMVP受賞も4回を数え、遺した多大な功績からNBAオールスターゲームMVPの名称を2020年から「NBAオールスターゲーム コービー・ブライアントMVP賞」に改称することを発表された。

・タイトル受賞と代表チーム:コービーは2007‐08シーズンのリーグMVPを受賞し、2009年と2010年のファイナルMVPに輝いている。オールNBAチームには15回選出され、オールディフェンシブチームにも12回選ばれた。1試合で81点を記録するなど、レイカーズにおけるチーム記録も多数保持している。また2008年と2012年にはオリンピックのアメリカ代表として金メダルを獲得し、世界的なステージでもその才能を発揮した。

コービー・ブライアントのキャリアスタッツは、コービー・ブライアントは卓越したプレイヤーとしてだけでなく、バスケットボール界において不滅のレジェンドであることを示している。

そして2021/5/16 コービー・ブライアントが正式に殿堂入りとなった。

追伸、輝かしいキャリアだけど、実際にコービーのすごさとは「それ以外のなにか」だと思う。

ターンオーバーの数や、周りを巻き込む能力、プレーの効率など、レブロンとのキャリアの結果では決着はついている。

それなのに「どっちが上かの話」になることが凄い。

コービーの「それ以外の何か」が、確実にレブロンが上と簡単には言えなくしている。

今のところ、それは「マンバメンタリティ」というしかない。

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