ドレイモンド・グリーンのプレースタイルは、ポジションに捉われないオールラウンドな能力に基づいている。グリーンは6フィート7インチ(201センチ)という身長ながら、インサイドでのプレーにおいて優れたパフォーマンスを発揮する。
特にリバウンド、ブロック、スティールなどのディフェンス面での貢献が目覚ましい。
また、グリーンは優れたパス能力を持っており、チームメートとの連携で有効かつ効果的なオフェンスを展開することができる。
グリーンの洞察力と正確なパスは、ウォリアーズの攻撃力を活性化させ、NBA屈指のシューター陣にオープンなシュートチャンスを与えることができる。
グリーンの実績にはディフェンシブ・オブ・ザ・イヤー、NBAオールディフェンシブチーム、NBAオールスターに選出などしているが、2012年ドラフト2巡目35位指名とプロ入り当時の評価は決して高くなかった。
だが、ウォリアーズとの契約延長によってグリーンがチームの将来においても重要な存在であることが示されている。
グリーンの真価は単純な数値だけで評価できるものではない。
彼の貢献はスタッツだけでは計れない要素も含まれている。
彼はコート上でのリーダーシップや情報の共有、相手チームのプレーの読み解きといったインテリジェンスにも優れており、それが彼をチームの重要な要素となっている。
そしてカリーと並ぶチームリーダーでもあるが熱くなりやすい点が玉に傷だ。
チャールズ・バークレーの批判に対し「チャンピオンリングも持っていない」のにと反論。
レブロン・ジェームスのスーパーチームの意見に対し「そっちが先にスーパーチームを始めたんだろう」と反論。
ただ個人的な意見ではグリーンはスーパーチームに‘‘適した‘‘人材だとは思う。
スプラッシュ・ブラザーズとケビン・デュラントじゃなくても、他にスターが集まるスーパーチームがあれば、そこでも潤滑油として輝けると思っている。
追伸、ーコート上での君とカリーのケミストリーを実に見事だ。彼とはどんな関係なのだろうー
「俺たちは互いを高く評価し合っているんだ。ステフが繰り出す技と、俺の能力をさらに引き出してくれる力に俺は惚れ込んでいる。ステフも俺に対して同じように感じてくれている。俺たちは切っても切れない絆で結ばれているのさ」。
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