小柄であることを克服し、優れたシュート技術と高いバスケットボールIQを持ち合わせた“ゲームチェンジャー”、ステフィン・カリー。

2014-15シーズン、ステフィン・カリーはゴールデンステート・ウォリアーズのポイントガードとしてシーズンMVPとNBAチャンピオンシップの両方を獲得しました。このシーズンのカリーのプレーは、3ポイントシュートとアシスト、スティールなど多彩なプレースタイルが注目を集めた。

カリーは最終的に平均23.8得点、7.7アシスト、4.3リバウンド、2.0スティールを記録し、ウォリアーズをリーグ最高勝率の67勝15敗に導く。レギュラーシーズンを通して3ポイント成功率は44.3%で、FT成功率91.4%を記録したほか、286本の3ポイントシュートを決め、NBA記録を大幅に更新。自身の能力を遺憾なく発揮し、シーズンMVPを初受賞した。

NBAファイナルではクリーブランド・キャバリアーズを4勝2敗で下し、40年ぶりにNBAチャンピオンシップを獲得。

カリーの2014-15シーズンの活躍は、彼のキャリアを新たな高みに押し上げ、スターダムを駆け上がった小さな巨人としてNBAのトップスターの1人となった。

追伸、デビュー当初、この童顔のポイントガードが将来のMVPに輝くとどれだけの識者が予想できただろう。

身体能力に欠ける、守備ができない、シュートは上手いが司令塔の器ではない、、、。

そんな批判の数々を、ハードワークでねじ伏せたステフィン・カリーはこう言い切るのだ。

「今の僕がここにいるのは決して偶然じゃない」

自らが持っていた1シーズンのスリーポイント成功数記録を塗り替え、ウォリアーズを球団史上最多の67勝に導いたこの年の活躍に、ケチをつける者は皆無だった。

188cmの小さなエンターテイナーが、並み居る大男たちを蹴散らし、NBAの頂に立った。

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