リラードは確かなドリブル技術に裏付けされたドライブからピック&ロールでスペースを作り、そこから独力でプルアップジャンパーや、ドライビングレイアップでフィニッシュに持ち込む。
相手ディフェンスの足を崩すようなステップや、反転したり方向転換したりしながら、非常にスムーズな動きで相手を翻弄。リラードのドライブやムーブは、彼の非常に高い技術と、素早い判断力に基づいている。
非常に優れたシューターでもあり、シュートレンジも年々拡げ、3Pラインの遥か後方から放つ「ディープスリー」は、劇的なクラッチシュートの印象も相まって、自身のシグネチャープレイになっている。
また、リラードはシュートを狙うだけでなく、パス能力も高ため、相手ディフェンスがリラードに集中するとチームメイトにパスを配給し、アシストを決めることもできる。
さらに、ディフェンス面でもリラードは優れたスティール能力を持っていており、相手のパスやドリブルを狙ってボールを奪う。
そしてプレーオフで何度も決勝シュートを決めているように、勝負強さも魅力のディミアン・リラード。
2020‐21シーズンはブレイザーズのチーム事情からアイソレーションが多く、1on1率は7割以上と高かった。
彼はオールラウンドに優れたポイントガードであり、攻守ともにチームに貢献している。
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