高校時代にナイキと100億円のスポンサー契約を結んだ選ばれし者。

早々と「キング・ジェームス」というニックネームに相応しい存在になったキャリア初期のレブロン・ジェームズ。

毎年、ほぼ全てのカテゴリーで大幅な進歩を見せ、得点が増え、シュート、パス、リバウンドの力が伸び、ディフェンスも向上した。

NBA入りからわずか3年で1on1は止めることができないレベルに達しており、NBA最高のオールラウンダーは、「キング・ジェームス」というニックネームに相応しい存在になっていた。

ただ同時に「苦労する若きカリスマ」でもあった。

この頃のレブロンはジョーダン、マジック、バードと言ったNBA史上に残る名選手たちの若かりし頃よりも、かなり貧弱なメンバーでの戦いを余儀なくされていた。

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