ガーネットは直前のシーズンで平均22.4点、12.8リバウンドをマークして4年連続のリバウンド王に輝いたものの、チームはウエスト13位と低迷していた。
そして7月、ガーネットが動く。
ウルブズに多くの球団がトレードを打診した中、ガーネット1人に5選手+ドラフト指名権2つを差し出したセルティックスが獲得に成功した。
セルティックスも前年は24勝58敗でイースト最下位に沈んでいたが、この取引に先立ち、ソニックスからレイ・アレンをトレードで獲得。
優勝が狙えるチームへの移籍を望んでいたガーネットにとって、リーグNo.1シューターの加入はボストン行きを決断する大きな要素となった。
こうしてガーネットは12シーズンを過ごしたミネソタと別れを告げ、ビッグ3が形成された。
優勝を求めた同年代トリオは前年から42勝を上積みし、1年目に栄冠を獲得。
このセルティックスの成功は、のちのマイアミ・ビッグ3などのパワーハウス全盛の先駆けとなった。
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